旅とバカラと酒と本

自分のおももくままに書き綴るブログです

2020-01-01から1年間の記事一覧

マルチプルビザ

まさか正規のビザ発行所で堂々と不正が行われているとは日本人の感覚からしたら信じられないところですがこれがカンボジアなのです。 ところで通常旅行者が取得するビザはシングルビザという一回こっきりのビザですがカンボジアにはマルチプルビザと言って何…

カンボジアのビザ取得と悪党達

タイを出国し道路を渡って左へしばらく行くとアライバルビザ発行の為の小さな建物があります。何でこんなに係の人がいるの?といった感じで暇そうな男たちが数名、何をするわけでもなく建物の中でくっちゃべっています。 記入台にあるビザ申請用紙に書き込ん…

ポイペトへ

タイを出国してカンボジアに入ると世界がガラっと変わるのに気づくと思います。例えるなら秩序から混沌へ、といった感じでしょうか。 まあもっともアランヤプラテートに秩序があるのかい?と言われたらごめんなさい、と言うしかないのだが。 通常カンボジア…

アランヤプラテートからポイペトへ

バスがアランヤプラテートの終点に着いたら乗客は皆ポイペトに向かって歩き出しますので流れに沿って歩けばOKです。2~3分歩くとセブンイレブンがありますのでそこの角を左に曲がります。 すぐ線路があるのでそこを越えるとカンボジアはここを左折、という…

カジノバス

今まで乗った事のある出発時間は朝の5時、6時、7時半であるが7時半の場合は一回しか乗った事がないので本来7時だったのが遅れて7時半になったのかは定かではない。通常乗るのは6時の便で出発時刻は正確でほぼ定時に出発する。料金は本来は200バー…

ポイペトへの行き方

ポイペトに行くにはいくつか方法がある。最もポピュラーな方法はバンコクから鉄道、またはバスで行く方法だ。鉄道は早朝6時頃と昼1時頃出発の2便がある。時間に縛られた旅でなければこの方法はお勧めである。タイの列車に揺られ車窓を楽しみ、停車駅ごと…

国境のカジノ街ポイペト

現在僕が最もバカラをする街はカンボジアのポイペトです。と言っても年に3~4回程度で一回につき3泊4日、カジノホテルに籠ってバカラを楽しんでいます。 ポイペトと言ってもどこにあるか知らない方も多いと思います。ポイペトはタイとカンボジアの国境の…

絞り(しぼり)3

ちなみに絵札の場合は縦絞りで少しめくっただけで絵が見えてすぐ分かりますし、1の場合は真っ白で何も無いのですぐ分かります。 ところで最初に配ったカード2枚の合計が5以下の場合は基本的に3枚目を配ります。ただし一方が8か9の場合、ナチュラルと言…

絞り(しぼり)2

拙い文章力でこの「絞り」の魅力を何とか伝えたいと思います。配られた2枚のカードはあっさりめくってしまおうとゆっくりめくろうと中身の数字が変わる事はありません。しかしバカラにおいては絞る権利を与えられた、一番大きな金額を賭けたプレイヤーは間…

絞り(しぼり)

この、カードをめくる行為を「絞り(しぼり)」と言ってこれこそがバカラの醍醐味なのです。 え、そんな事の何が面白いの? そう感じるのはごもっともであって、こればっかりは実際に見て何度か自分で経験をしてみないとその行為の魅力はなかなか伝えられな…

バカラのルール

今更ですがここでバカラを知らない人の為に簡単にルールを説明したいと思います。実に簡単なルールです。トランプを使い、数字の9に近い方が勝ちというゲームです。1から9はそのままその数字になります。10から絵札(11~13)は0です。つまり1と…

アジアのカジノ

競馬でもパチンコでも何でもそうですが最初に勝ってしまうと幸か不幸か大抵そのギャンブルにはまってしまう事になります。初めてでこんなに勝てたんだから次からはもっと勝てる様になるんではないかと・・・ まさしく自分がそうでしてそこからバカラ探求の旅…

ビギナーズラック

では初めてのバカラをしたソウルでの戦績はどうだったかと言いますとビギナーズラックと言いますか事前にたてた戦略がまぐれ当たりしたと言いますかとりあえず無事勝つ事が出来ました!(パチパチパチパチ)。 あっ、重ね重ね言いますが僕はサラリーマンバカ…

初めてのバカラ

現在僕がバカラをするのはカンボジアのポイペトとフィリピンのマニラが主だが初めてプレイしたのは5年前の夏、ソウルのセブンラックカジノだった。 最初に断っておくと僕は世の中に大勢いらっしゃるハイローラーなどではなく、しがないサラリーマンバカラー…

バカラを始めたキッカケ

突然ですがうって変わって現在である。その時の旅ほど面白かった旅はなくその後の事もいくらでも書き綴りたいのだがそのまま書き続けるとこのブログのタイトルでもある「バカラ」に何時まで経ってもたどり着けそうもないので強引に一旦現在に引き戻すのであ…

タイにはまる

では実際に行ったタイの印象はどうだったかと言えば、30数年間いまだにタイに通っている事からも分かる様に様々な魅力に溢れている。 それは単に僕個人のみならず、タイにはカオサンという世界最大の旅行者街がある事からも分かる様に世界中の旅行者を引き…

行く前のタイの印象

そもそも僕はタイなどという国に全く興味など無かった。あえて言うならその時の僕の唯一のタイの知識と言えば何年か前に読んだ「紅のチャレンジャー」というマンガに出てくるキックボクサーがタイのチェンマイに試合に行く場面があり、そこでは多くの住民が…

バンコクの翌朝

シンハービールの酔いによって何とも言えない解放感に満たされ、部屋に戻り深い眠りについて遅く起きた翌朝、カーテンを開けた途端に僕の気持ちは一気に高揚した。 何故ならめちゃくちゃ明るく開放的な景色が広がっていたからである。 初めての海外で夜中に…

シンハービールに溶ける

その時飲んだビールの事を30年以上経った今も忘れる事は出来ない。 初めての海外は今からは想像出来ない以上に緊張していた。そしてその時はまだ着いたばっかりの状態である。その時飲んだビールのアルコールがジワジワと心地よく、僕の緊張でコチコチに固…

初めてのカオパットとビアシン

空港からその時までの時間はわずかなものだったと思うが僕には随分と長い時間が経った様に思われた。部屋で荷物などを取り出し整理し、落ち着いてくると若い僕たちは当然腹が減っている事に気づくのだった。 ゲストハウスには24時間オープンのレストランが…

ゲストハウス到着

当然ながらどこをどう走ったかなど分からず連れていかれた宿は二階建ての薄暗い雰囲気のゲストハウスであった。宿との交渉を済ませ部屋に入っても尚、タクシーの運ちゃんは付いて来てバンバンバンと壁を叩きながら「どうだ、いい宿だろう?」などとニコニコ…

初めて見る光景

そんな状態ながらも初めての海外は実に興味深く刺激的であった。 タクシーの窓から見える光景は日本では考えられないものばかりであった。まずバイクの三人乗り、そして更には四人乗り。 おいおい捕まっちゃうよ~ っていううかその上ノーヘルかい! 日本の…

タクシーにて

カモを捕まえた上機嫌の運ちゃんは運転をしながらしきりと後部座席の僕たちを振り返りホテルのカードを見せて「いいホテルを紹介してやる」だの「明日はどうする?」だの挙句は「女はどうだ?」だのしきりと話しかけてくる。 あの・・お願いだから真っすぐ前…