(よかったらこの話は「2024年バカラ旅始め①」から読んで下さい)
カオサン近くのゲストハウスに泊まった翌日の朝、近くの公園に缶コーヒーを持って散歩に行った。
この公園はプラスメン要塞(昔、外敵から国を守る為に砲台を置いた砦)に隣接した、小さいながらもなかなか気持ちの良い公園で、すぐ側にはチャオプラヤー川も流れる。
カオサンに行くと必ず1度は訪れる公園で、芝生に寝転がるも良し、木陰のベンチに座って読書するも良し、という僕のお気に入りの場所なのだ。
短パン、Tシャツでホテホテと公園まで歩き、ベンチでぼーっとしていると、日本は冬なのを思い出し、なぜか頬が緩んでくるのを禁じ得ない(笑)
しばらくのんびりしてから、近くの屋台で朝食を食べた。
タイの朝食と言えば「お粥」である。
タイのお粥は美味い。
日本人の口にもピッタリ合う。
量も結構あり、僕はいつもお腹一杯になるので値段の安さも相まって満足度が高いと感じる。
この屋台はかなり人気がある様で、日曜日だった事もあるのか、なかなか順番がまわって来ず結構待ってようやく食べる事が出来た。
鶏肉の団子と半熟卵を入れて50バーツ(約200円)。
テーブルにあった刻んだショウガを乗っけると美味い、と向かいのおばちゃんが教えてくれて、試してみたら美味かった。
アツアツなので「アヒッ アヒッ」と大汗をかきながら完食した。
タイのお粥はお勧めである。
さて、昨日のゲストハウスは1泊しか出来ないと言われていたので、これから今夜の宿を探さないといけない。
本当は12時以降に探すのがベストだが、少し早いが何軒か当たってみる事にした。
コロナで海外に行けなかった人が一気に戻って来たのか、ここはいいな、と思う所は空いておらず、少し高いなと思う様な所しか空いてなかった。
しょうがないので一旦宿に戻る事にしたのだが、そう言えば隣にもゲストハウスがあったので訪ねてみる事にした。
ファンのみのエアコンは無しで400バーツ(約1660円)だと言う。
エアコン無しで400バーツなんてちょっと前なら即座に断っていたが、最近のバンコクでは決して高いとは言えない。
一応連泊を条件にディスカウントをお願いすると、350バーツ(約1460円)にまけてくれた。
それなら、と部屋を見せてもらうと板張りの床で、ちょっと古臭さはあったがかなり広かったので泊まる事にした。
トイレ、シャワーも付いていたがシャワーは水のみで温水器は無かった。
水シャワーは状況によっては冷たくてキツイ時もあるが、まあ何とかなるだろう。
完全に納得した宿ではないが、やはり宿が決まると落ち着いた気持ちになる。
今日は中心部の方へでも行ってみようかと思う。
次回に続きます。