旅とバカラと酒と本

自分のおももくままに書き綴るブログです

初めてのカオパットとビアシン

空港からその時までの時間はわずかなものだったと思うが僕には随分と長い時間が経った様に思われた。部屋で荷物などを取り出し整理し、落ち着いてくると若い僕たちは当然腹が減っている事に気づくのだった。

ゲストハウスには24時間オープンのレストランが併設されており、1987年当時24時間オープンのレストランなど身近になかった僕は「すごいなぁ」と素朴に感動していた。

一階にあるレストランで僕達が頼んだ料理はフライドライスと書かれたチャーハンだった。正直に言うとフライドライスという料理がチャーハンだとはその時知らなかった。ただ一緒に行った友人が英語に堪能であり頼んでくれた料理であった。

それと共に頼んだ飲み物はビールだった。今から思えばタイ好きにはたまらない定番メニューであるカオパットとシンハービールであり何というセンスのある注文を初っ端からしたんだろうとその時の自分達を褒めてあげたい、