(よかったらこの話は「2024年バカラ旅始め①」から読んで下さい)
2日目の午前中に完璧な勝利を収めてから、その後の展開はとても順調であった。
小さな負けはあってもコツコツプラスを積み重ね、2日目トータルは16975バーツ(70616円)のプラス。昨日のマイナスを引くと5760バーツ(23961円)のプラスになった。
3日目は金曜日なので宿泊代が高い。
25000バーツ(104000円)分のチップを購入しないと宿泊が無料にならない。
25000バーツ分のチップをチャラにするのはプレッシャーが掛かるが、何とか4425バーツ(18408円)のプラスで終了。
ポイントはある展開でセオリーを破り、それが的中した事で、その後押せ押せでプラスに持っていけた瞬間があったからである。
2話前に「原則に従って賭ける」と書いた事と相反するが、調子の悪くない時は、時には柔軟に変えてみるのもありだという気がする。
流れとしてはこんな感じであった。
戻り目が始まったばかりの展開であったが、僕はどうしても次はツラ目が来るという予感がしてならなかった。
こんな時は基本的にその強い直感に従って賭ける様にしている。
こんな直感はバカラにおいては当たるも八卦、当たらないも八卦で全くあてにならないが、強い思いがないと賭けられないのもまたバカラである。
その様な強い思いがしたのにその通りに賭けず、外してしまった時のショックは大きい。
外したとしても「強くそう思ったのだから」と自分を納得させる事は出来る。
これが長く続いているツラ目や戻り目の時は絶対やらないが、まだ始まったばかりのツラ目や戻り目の時は、調子が悪くない場合には、たまにこういう事をするのもありだと思う。
結果として直感通りにツラ目が来た。
こんな時は押さなければならない。
その時は1000バーツずつ賭けていたが、次はそのままツラ目に3000バーツ(12480円)賭けた。
案の定、次もツラ目が来て3000バーツゲット。その後も1000バーツずつツラ目に賭けて5連勝し、結局この時の貯金が効いてトータルプラスになった。
「ふ~~」
何度も書くがこんな時のビールは美味い(笑)
そう言えば昨日は160バーツ(665円)しか使わなかった。
宿泊と飯はタダになったのでビール代のみである。
つまりはビール4本分の値段である。
昼2本、夜2本飲んだのだ。
僕は旅に出るとビールを毎食の様に飲んでしまう事がある。
良くない。
バカラ旅に出ると特にそうだ。
勝利の後など(負けてもそうか・・)飲まずにはいられない。
(アル中か?)
しかしこれが堪らなく美味い。
この瞬間があるのもバカラ旅の最大の魅力のひとつである。
カジノの飯は日本人には微妙である。
見た目はイケそうなのだがちょっと違う。
食えないわけではない。
味が日本人には少しなじまないのだ。
どうも味が間が抜けていたり、ちょっと酸味がかっていたり、もろもろ。
テーブルにはナンプラー(タイの醤油)が置いてある。
間が抜けている時はこれをかけときゃ何とかなる。
結局3日目もビール代160バーツしか使いませんでした。
この調子なら老後のカンボジア長期滞在も夢じゃないかも?
次回に続きます