旅とバカラと酒と本

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バカラ旅マニラ リベンジ編③

その後も前回と同じ様に一進一退の流れが続き、午前中シティステートタワーホテルで7500ペソ勝ち、トータル1万ペソちょっとのプラスになったと思ったら、午後、ニューコーストホテルでの勝負では1万ペソの負けで、ほぼプラスマイナスゼロに戻ったりとどうにもプラスに転じなかった。

 

どうも負けるのはニューコーストホテルばかりであり完全に鬼門となっていた。

 

そして3日目の勝負でようやく流れがやって来た。

場所は相性のいいシティステートタワーホテルで、まだ誰もやってないテーブルを開けてもらい僕1人で勝負をしている時だった。

最初の勝負はプレイヤーに賭けて外し、今回もあまり調子は良くないかと落胆したものの、次はバンカーのツラ目(連続して同じ目が出る事)に賭けて当たり、以降からこんな感じでほぼ当たり続けた。

 

バンカー(2000ペソ)

バンカー(2000ペソ)

バンカー(2000ペソ)

バンカー(2000ペソ)

バンカー(2000ペソ)

バンカー(2000ペソ)

バンカー(2000ペソ)

バンカー(2000ペソ)

と当てた後、次もバンカーに賭けて外したものの、その後すぐに始まった戻り目が狙い通りに的中した。

 

バンカー (2000ペソ)

プレイヤー(2000ペソ)

バンカー (2000ペソ)

プレイヤー(2000ペソ)

バンカー (2000ペソ)

プレイヤー(2000ペソ)

バンカー (2000ペソ)

プレイヤー(2000ペソ)

バンカー (2000ペソ)

プレイヤー(2000ペソ)

と当てた後、次を外した。

 

当てている途中から見ていたフィリピン人が完全に僕の賭けに乗って来て全く同じ様に賭けだした。

自分の方が多く賭けた時でも僕にカードをめくらせる様にディーラーに言って全て僕がカードを絞った。

バカラでは一番大きな金額を賭けた人がカードをめくる権利を得て、ジワジワとカードを折り曲げながらゆっくりカードをめくる事を「絞る」と言う。

また今回の様にツイてる人に乗っかったり、ツイている人にカードを絞らせる事はよくある事であり、言わばちょっとしたバカラのセオリーとも言える。

 

バカラはどこまでツキが続くのか見極めが難しい。

最初のバンカーのツラ目でツキが終わっていると判断したらその後の戻り目の連勝はなかったわけだし、もしその後不調の波が来ていたら、あっと言う間に連勝分の勝ちなど吹き飛んでしまう。

 

ツキの流れが終わった後、自分の調子を探る為にしばらく続ける事がよくある。

もちろんここが潮時、とスッパリ止める時もある。

今回は戻り目でツキが終わっていた様で、その後ジワジワと負けが込み、勝ち分を減らしたがそれでもトータル23200ペソのプラスで終える事が出来、この旅の費用プラス少しのおこずかいをゲットする事が出来た。

 

 

その後ホテルの部屋で1人酒杯をあげた。

今回の旅では直前購入で飛行機代も高く、また極度の円安で旅行費用がかさみ、外食もなるべく抑えて1日1食は部屋で食べるという涙ぐましい努力をしていたのである。

こういった勝負の後飲むビールが緊張していた身体をほぐしてまた格別に美味いのである(笑)