旅とバカラと酒と本

自分のおももくままに書き綴るブログです

2024年バカラ旅始め②タイ料理

結局現地時間午後7時過ぎ、日本時間だと家を出発してから約16時間後の午後9時過ぎにようやくホテルのチェックインを済ませる事が出来た。

 

ホテルは「Lodge 61 Hotel」という安宿である。

受付が薄暗い、あまりぱっとしない宿だった。

探した時の条件は

①バス・トイレ付

②出来ればエアコン付

③エカマイ(東バスターミナル)に近くて安い

 

以上であるが、最近のバンコクの宿は高い。この宿でもAgodaで2590円だった。

コロナ前だったら2000円もしないレベルだったろうと思う。

が、まあ僕はホテルに関しては特別うるさくもないので全くもって問題はない。

以前泊まった最安値の宿はインドのバラナシの105円の宿が最低である(笑)

 

昔は宿の予約などせず、いつも飛び込みで宿探ししていたが、ホテルを探してウロウロするのも面倒だし、疲れるので最近はもっぱらAgodaで予約する事が多い。それに何より安くなるケースがほとんどである。

現在サラリーマンの僕は時間も有効に使う必要もあるし。

 

明日は早朝6時のバスに乗ってカンボジアに向かうつもりなので、早めに夕食を済ませて寝てしまいたい。なにより疲れた。

エカマイは何度も来た事があったが、その全てが東バスターミナルからバスに乗る為であり、周辺をぶらついた事は一度もない。

従ってこの辺の状況に疎く、よい食事場所も知らない。

 

今回の旅は僕のテーマの中のひとつに「タイ飯を食う」というのがあった。

タイ飯とはもちろん魚のタイ飯ではない(笑)タイ料理の事である。

(30年近く前、友人のNがバンコクに赴任していた事があり、僕も彼の家に何度も遊びに行った事があるのだが彼はいつもタイ料理の事を「タイ飯」と言っていた。それにつられて僕もいつしかタイ料理をタイ飯と呼ぶ癖がついた)

 

実はここ何年も僕はタイに行っても日本食ばかり食っていた。

これは以前このブログにも書いていたが「海外で食う日本食こそ至高」という妙ちくりんな考えに起因している。(詳しくは以前のブログを読んで下さい)

 

そんな僕が何故今更タイ料理を食おうと思ったのか?

それは主には今後の生活を見据えて、である。

 

「はっ?」となられた方も多かろう。

 

どういう事かと言えば僕はあと5年で仕事を引退する予定でいる。

そして冬はタイを中心とした暖かい国に滞在するつもりだ。

ところが今現在、タイに滞在すると円安と物価高で以前の様なお金を気にしなくいい滞在は難しくなってきている。

僕の年金なんてたかが知れているので、長期の滞在を可能にするには主として宿代と食事代を節約しなければならないという事になる。

その際には現地民が食うタイ飯を食って滞在費を安く上げよう、という作戦なのだ。

幸いにして僕はタイ飯が嫌いではないし、むしろ外国料理の中では食える料理が結構多くある。

これらの料理を今後に向かってあらためて食べ直してみよう、というのが今回の主旨である。

 

ホテルへ向かう道すがら、ざっと見渡してみたがそれらしきお店もなく、探す時間ももったいないのでいっその事プロンポン駅近くの「イムちゃん食堂」へ行く事にした。

ここは随分前にも行った事があるが場所すがら結構高い。その代わりメニューが豊富で大体のタイ料理を食う事が出来る。その上、駅からすぐである。

プロンポンにあるイムちゃん食堂 邦人に大人気

店内風景 野外テーブル席がお勧め

色々迷った末に以下の料理を注文した。

カオマンガイ(鶏ガラスープで炊いたご飯に茹でた鶏肉を乗せたもの)にガイトート(フライドチキン)を追加でのせた。

②ソムタム(まだ青いパパイヤを千切りにしたサラダ、辛い!)

③トムカーガイ(見た目クリームシチューだが全く異なり、酸味の効いたスープ)

みんな大好き?カオマンガイ

ビールのつまみにソムタム 普通はもち米と食う

クリームシチューをイメージして食うと衝撃を食らうトムカーガイ

なんでこの3品を注文したかは未だ持って不明。

でも迷いに迷って「やっぱしまった!」って事は人生にもよくある事でしょう?(笑)

これらにシンハービール はあ、酔っ払った

結局ビアシン(シンハービール)を2本飲んで気持ち良く酔っ払ってホテルに帰りました。

料金はビールも入れておよそ2000円。

昔はこれらの料理が屋台で食えば1品100円位だったので場所が場所とは言え、結構なお値段となっておりますです、はい。