旅とバカラと酒と本

自分のおももくままに書き綴るブログです

旅のあれこれ② 機内食

機内食が出る場合きっと麺類を頼む様にしている。

「フィッシュorチキン?」「ビーフorポーク?」これらは基本的にどちらでもよろしい。特に好き嫌いはないのだ。

しかし「ヌードルorライス?」と聞かれたなら迷わず「ヌードル」と答える様にしている。理由は単純だ。麺類の方がお酒のツマミに合うと思っているからだ。

機内食が出る場合、大抵お酒もフリーである。(以前ユナイテッドやノースウエスト『今のデルタ』をよく利用していた時、機内食は出るがお酒は有料という時期があった・・・)

退屈な機内で食事や飲酒はかけがえのない楽しみである。特に旅に出る解放感にお酒の力が加わると解放感は倍増され何とも言えず楽しくなってくる。

 

そこでツマミである。

 

麺類は最初から麺自体に味が付いているケースもあり、そうじゃなくても麺に絡めて食べるので麺自体に味が付く事になりそのままお酒のツマミになる。つまり焼きそばをツマミにお酒を飲む感じである。

ライスの場合白米にオカズが添えてある事が多く、つまりお米自体は味付けがしてない。焼飯みたいな料理ならいいが白米でお酒を飲むのはなかなかの高等技術である。

よってこんな単純な理由から僕はいつも麺類を選択する様にしているのだ。

 

以前タイに行くのに中華航空チャイナエアライン)ばかり乗ってた時期があった。中華航空は台湾の会社で成田から行くと一旦台北で乗り換え、そこからバンコクに向かう。

成田から台北台北からバンコクへはそれぞれ大体同じ位の飛行時間で(若干台北からバンコクが長い)3~4時間ずつの飛行時間である。国際線であるからそれぞれの飛行に機内食が出る。

つまり、成田を飛び立ってしばらくすると機内食が出てお酒に酔っ払い、あっという間に台北に着き、一休みした後今度は台北から飛び立ったと思えばまた機内食が出てお酒に酔っ払い、気が付けばバンコクに到着といった具合で退屈な機内が退屈ではなく実に良いものであった。

しかし最近はLCC(格安航空機)が充実し、さすがにそれまでの半分以下の航空運賃の魅力には抗いがたく、めっきり機内食付きの航空会社の飛行機に乗る機会は減ってしまった。

LCCでも食事やお酒を付けてもたかが知れているが何となくせっかく安い航空運賃の飛行機に乗ったのだから無駄使いせず、現地に着いてから美味しいものを食べた方がいいや、と思ってしまい最近はほとんど機内食を食べていないのである。