旅とバカラと酒と本

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2024年バカラ旅始め⑩バカラの魅力 「絞り」(しぼり)

(よかったらこの話は「2024年バカラ旅始め①」から読んで下さい)

 

バカラにハマっている僕だが、何故ハマったかの理由のひとつに「当たる」というのがあると思う。

やはり賭け事は当たらないと面白くない。

バカラ控除率は1~2%程度と言われる。(控除率とは簡単に言えば胴元に取られるお金である)

実にバクっと言ってしまえばバカラでは2回に1回は当たる、という事になる。

当たると嬉しい。

ドーパミンがドバドバ出る→→ハマる という構図である。

 

これが庶民の娯楽、パチンコだと控除率は10~15%程度だと言われる。

競馬だと25%だ。

宝くじに至っては55%が控除されるそうなので、1万円買ったらその時点で5500円を失っている事になる。

それじゃあ当たらないワケである。

宝くじは数度しか買った事はないが毎回300円とかしか当たった事がない。

それでは長く続けられない。

面白くないのだ。

 

その点バカラは魅力的である。

1万円賭けて当たれば1万円が儲かる。しかも2回に1回の確率でだ。

これなら工夫次第で何とかなる、と思ってしまう。

そこが罠かもしれないが・・・

 

ところでバカラのもう1つの大きな魅力に「絞り」がある。

これがあるが為にバカラにハマる人は多い。

 

バカラではバンカーならバンカーに、1番大きな金額を賭けた人がカードをめくる権利を得る。

この、カードをめくる時のスタイルは人によって実に様々である。

だが一様に共通しているのは、誰もが自分が願う数字が出る様、人によってはカードが折れ曲がるほどにギリギリと力を込めてカードをめくる。

この力を込めてカードをめくる事を「絞り」(しぼり)と言う。

 

僕の絞り方はこんな感じである。

縦絞り 角の数字を指で隠してめくる

まずは「縦しぼり」 カードの短い辺の方から角に書かれてある数字を指で隠し、写真の状態の所までめくって止める。

この場合、トランプカードのデザイン上、可能性のあるのは4から10となる。

これを2列なので「ツーライン」と言う。

 

横絞り① 同じ様に角の数字を隠してめくる

続いて「横絞り」 辺の長い方を同じ様に3分の1位めくる。 上の写真の場合6から8の数字が出て来る可能性がある。

 

横絞り その②

上の写真の場合、出て来る可能性のある数字は9か10である。

 

バカラでは合計9の数字が1番強い。

例えば1枚目のカードの数字が2だったとする。

この場合2枚目の数字は7が最も望ましく、続いて6である。

 

1枚目が2で、2枚目の縦絞りで最初の写真の様に2ラインが出てきたら、まずは最高である。

何故なら2ラインでは4から10の可能性があるからだ。

 

そして横絞りで2枚目の写真の様に、マークが3つ現れたら期待せざるを得ない。

この場合6か7か8が出て来る可能性があり、7なら最高だが6でも良く、しかし8なら最悪の10(10は0)となる。

 

ここで僕はカードを掴む指に力が入り、ギリギリとカードを絞り込んでジワジワとめくる事になる。

決して素早くは開かない。

ゆっくりとゆっくりと力を込め、カードの真ん中の列に1個だけマークが「付け!」「付け!」「「付け!」と念じながらめくる。(真ん中にマークが1つ付けばデザイン上7になる)

 

これが「絞り」である。

客観的に見れば、こんな事したって結果は変わらない。

興味のない人からしたら実にバカバカしく思えるだろう。

しかしこれが面白い(笑)

絞りのないバカラだったらやらない方がいいくらいだ。

 

同じバンカーならバンカーに賭けた周りの人達も一心に応援してくれる。

動作から6か7か8であろうと想像がつくからだ。

この一体感がまた良い(笑)

バカラの醍醐味と言える。

 

以下参考までに・・・

縦絞り ワンライン

上の写真の場合は1列なのでワンラインと呼ぶ。

この場合出てくる可能性のある数字は2か3である。

縦絞り 何も現れない

上記の場合は必ず1が出てくる。

また写真にはないが、11から13のジャック、クィーン、キングは絞った場合、絵柄が現れるのですぐそれと分かる。

バカラではこれらをピクチャーと呼び数字上は0である。

 

例えば1枚目に9が出た場合、2枚目を絞っている時に、同じところに賭けてる人から「ピクチャー!」「ピクチャー!」と応援の掛け声を浴びる事も多い(笑)