旅とバカラと酒と本

自分のおももくままに書き綴るブログです

バカラ探求&攻略⑨

バカラを始めてそんなに日が経ってない頃こういう展開からツキ出した事があった。

僕はバンカーに賭け、2枚の合計は「6」であった。対してプレイヤーの2枚の合計は「1」。プレーヤーでもバンカーでも最初の2枚の合計が6と7の場合スタンドと言って基本的には3枚目は配られない。

プレーヤーは2枚の合計が5以下の場合バンカーが8か9でなければ3枚目を引く。(8か9の場合はナチュラルと言って即決で勝負が決まる)

そしてこの時プレーヤーが引いた3枚目の数字は「6」で合計が「7」となり僕はあっさり「1」差で差されてしまった。

それまでもツキの流れが良くなくストレスが溜まっていた僕はわずかに1差で差されてしまった不運に嫌になってしまい思わず席を立ってしまった。

するとプレイヤーが「ノー、ノー、ノー」と僕を制し、ディーラーが僕にカードを配ろうとしている。

 

そうなのである。プレイヤーがスタンドの場合は3枚目が配られる事はないが、バンカーの場合はスタンドでも合計が「6」の時だけ、プレーヤーの3枚目が6もしくは7の場合のみバンカーにも3枚目が配られる。

ルールとしてはもちろん知っていたが何故かその時とっさにピンと来ず思わず席を立ってしまったのである。

その時の気持ちとしては「あっ、そうだった」と少しホッとした感じはあったがほとんど期待はしていなかった。何となく投げやりな感じで絞ると出て来た数字は何と「2」で、合計が「8」となり逆に1差で相手を差してしまったのである。

相手のプレーヤーはあっけに取られた顔をしていたが、この勝負から急にその後ツキが廻って来る展開になった。