(よかったらこの話は「コロナ後初のカジノ旅①」から先に読んで下さい)
国境越え
日本にいると国境は海となるのであまりなじみはないがインドシナ半島にある国だと陸路での国境越えは割りと当たり前である。
初めての陸路での国境越えは1987年、シンガポールからマレーシアに抜けた時だった。バスを降りてシンガポールの出国手続きをし、マレーシアの入国手続きをした先にバスが待っていた記憶がある。
陸続きで国が変わる。何か不思議な感覚があった事を覚えている。
日本の近くの国には割りと簡単に国境を陸路で越えられる場所があり、以下は僕が今まで越えてきた国境である。
香港⇔中国(当時香港はイギリス領)
マカオ⇔中国(マカオは中国に返還されていたが出入境管理がされている)
タイ⇔ラオス
タイ⇔ミャンマー
そして今回のタイ⇔カンボジアだがこの国境はかれこれ10回程度は越えてきているが
ここの国境にいるカンボジア人の係官は非常にたちが悪い。
ここでカンボジアのビザが取れるのだが何とかビザ代を多くせしめようとするのだ。
そして今回もまたぼったくろうとされた。
僕が取ろうとしたのはマルチプルビザといって通常の1回こっきりのビザではなくビザ有効期間であれば何度でも出入り出来るビザである。
これは2年のもので60USドルであったはずだ。(本当は3年のものを取りたかったのだがパスポートの有効期間が25年の11月で切れる為断念した)
60USドルというのは知っていたがちょっと前の記憶なので一応係官に値段を確認すると・・・
「3000バーツ」
と平然と答えるのだ。
3000バーツといえばおよそ12000円である。
60USドルが142円換算で8520円だから3500円ほどふっかけてきたのだ。
「No,No,No I Know 60US$」と言うと
「フン」てな感じであっさりあきらめたがパスポートの有効期限をたてに2年のビザを受け付けてくれない。有効期限が2年半以上ないと2年のビザはダメだと言うのだ。
本当かどうか分からなかったが仕方がないので1年のマルチプルビザを取る事にしたのだが値段が分からない。
しまったなぁ、と思ったが通常の1回こっきりのビザが30USドルなのでとりあえず40USドルを出してみるとあっさり受け付けてくれたのでおそらく35USドルでよかったのかもしれない・・・(と思ったら何年か前40ドルで1年のマルチプルビザを購入していたので今回はぼられてなかった)
こんな感じでここのポイペトの出入国管理事務所は必ずぼったくって来るのでもし来ることがあればご注意下さい。
次回に続きます。