旅とバカラと酒と本

自分のおももくままに書き綴るブログです

バカラ旅マニラ リベンジ編①

前回大雨による冠水で最終日の勝負が出来ず、中途半端な気分で帰国した僕は、帰国の2日後には再度マニラに行く事を決めた。

僕の働いている業界は夏はかなり暇なのである。

出発日は3週間後で飛行機代は34700円と前回より8千円ほど高くついた。

 

ところでZIPエアという飛行機会社をご存知だろうか。

この会社は日本航空の子会社のLCC(格安飛行機)でこの夏からマニラに飛ぶようになったのだが、今回取ったチケットは往復共にこのZIPエアにした。(前回も行きはZIPで帰りはセブパシフィック航空)

 

日本航空の子会社だけあって?飛行機は綺麗だしWi-Fiは無料で使えるし(但し電波弱くて使えない時多し)何より時間帯が抜群である。

成田を9時半頃出発するとマニラには13時頃到着してしまう。

(一応1時間の時差があるので日本時間では2時頃着。今見たら出発が8時台になっていた)

 

つまり朝、日本を出て昼過ぎにはもうバカラをする事が出来るのだ。

 

ところがこの飛行機が到着するのがマニラにある4つの空港の内、ターミナル1(T1)なのが少し厄介なのである。

と言うのも同じLCCのセブパシフィック航空が就航するターミナル3(T3)だとUBEバスという直接マラテまで行くバスもあるし、白タクシー乗り場もある。(文字通り色が白いタクシーで危険とも言われるが一番安い。僕は今まで一度も問題ない)

 

安く行こうとすればループバスで最寄りの駅まで行ってそこから電車でマラテまで行く事だって出来る。

しかしT1だと黄色タクシー(車体が黄色で安全と言われるが高い)かグラブタクシー(日本のタクシーGOみたいなもん?)くらいしか移動手段がない。

前回、安全と言われる黄色タクシーに乗ったら、白タクシーなら210ペソ位のところを630ペソ取られ、その上運転手が悪質で、細かいお金が足らなかったので1000ペソ出したところ一向にお釣りを返そうとせず、すったもんだの挙句、ようやくお釣りを取り返すという面倒くさい目に遭ったのだ。

 

旅人の裏技的なテクニックとして空港で客を降ろしたばかりのタクシーを拾う、というのがある。

空港に巣くう悪質なタクシーを回避するには有効な手段だが、T1の出発フロアまで上がり、そこにいたタクシーと交渉してみたが、どいつもこいつも話にならない悪質運転手ばかりだった。

(結果的に客を降ろす場所ははるかに先にあったのだが、それに気づかずそこから数百メーター離れた場所で交渉していたのが原因だった。次回は上手くやりたいと思います)

 

仕方ないのでまた到着フロアまで降りてグラブタクシーカウンターに行ったところ日本人の二人組を発見した。

何故だかピンと来た僕はマラテに行くならご一緒出来ないかと聞いてみると、やはり行先はマラテで一緒に行くのもOKだという。

彼らもグラブタクシーを頼もうとしていたが、カウンターが込んでいた為、ご自分のスマホで今から予約をするという。

この方は奥さんがフィリピン人でフィリピンに家も持っている「超」の付くフィリピン通の方であった。

もう一人の方は友人でフィリピンは初めてで、後日2人でボラカイ島に行くとの事であった。ボラカイ島とはかつて世界一美しいと言われたビーチを持つ島である。

 

フィリピン通の方が頼んだグラブタクシーはすぐにやって来て料金は352ペソでマラテまで行くという。

割り勘という事であったがお礼に少し多めに150ペソを支払い、大変安くマラテまで行く事が出来、幸先の良いバカラ旅がスタートしたのであった。

 

(次回に続きます!)