旅とバカラと酒と本

自分のおももくままに書き綴るブログです

コロナ後のカジノ旅②マニラ

 

マニラは僕にとってちょっとキツイ街である。

 

何がキツイかと言えばあまり油断が出来ない、ちょっと気を抜くと何かやられちゃう様なそんな気がする街なのである。

やたらとお金をせびる路上生活者やストリートチルドレン達、排ガスやすえた街の臭い、まともに歩く事の出来ないゴミゴミした歩道、爆音で走るジプニーなど、僕がよく行くバンコクと比べるとほっと出来ないと言うか、なかなか南国ムードを味わってのんびりする空気ではないのだ。

 

先日もマビニ通りを歩いているとストリートチルドレンにしては身体も大きくなってきた12~13歳位の少年3人に囲まれ、やたらと身体を擦り寄せてきてうっとうしいので早歩きで離れたものの、ひとりだけ黒いカッパの様なものを着た手元の見えない格好の奴が更にしつこく再度擦り寄って来て、危険を感じたので踵を返し、進行方向とは逆に走って逃げたので難を逃れたが、気が付くとお金が入ったバッグのファスナーを開けられていた・・・

 

そして前述のKさんに至っては実際にホールドアップに遭っており、パスポートからお金から全て奪われてしまった経験をしている。

 

このほど危険でくつろげないマニラにどうしてまた行くのか、と言われたら「近いから」というのが一番の理由だ。

 

バカラが趣味な僕にとってカジノがある近くの場所と言えばソウル、プサンマカオシンガポールカンボジアなどがあるが韓国を除けばどこもマニラより行くのに時間がかかる。

韓国は近いが賭け金が高くないとトランプカードをめくらせてくれないし、第一韓国が日本に対してやっている失礼な事を少しでも知っていれば好きになれるはずもなく、出来れば行きたくないのだ。

 

従って多少難ありでも僕はマニラに通う事になる。

 

マニラは近い。

飛行機が飛び立って実際に乗っている時間は4時間ほどだ。

空港に着いてからもタクシーに乗って30分もあればカジノのある場所に行く事が出来る。

すぐにでもバカラを始める事が可能なのである。

(まあ、たちの悪いタクシー運転手とのバトルなど面倒臭い事はあるが)

また実はフィリピンは隠れた?カジノ大国でカジノの数が結構多い。

マニラだけでも何か所あるだろうか。

空港の周りはぐるっとカジノに囲まれており、僕の行くマラテあたりでもチャイナタウンあたりまで含めると7~8か所はあるのではないだろうか。

 

そんなこんなで僕は2019年以来久し振りにマニラにやって来た。

 

 

(勝負の詳細に関してはまた後ほど)