(よかったらこの話は「第5回バカラ旅(2024)マニラ①」から読んでみて下さい)
さてバカラの方はというと、初戦はマビニ通りにあるシティステートタワーホテルのカジノで勝負した。
ここは庶民的で人も少なく、落ち着いてバカラが出来るので気に入っているカジノである。
ところで最近マラテのど真ん中で、最も規模の大きいカジノであるニューコーストホテルマニラのカジノが、7月に行った時には既に1000ペソの賭け金では「絞り」をやらせてくれなくなっていた。
(絞りとはトランプカードを折り曲げてめくる事で、詳しくは最近の記述 2024/8/21の「’24第4回バカラ旅マニラ編②もうひとりの旅友」を読んでみて下さい)
「絞り」はバカラの醍醐味で、これをやりたいが為にバカラをやっている人も多く、これをやらせないとは一体どういう了見なのであろうか。
これでは多くの人がこのカジノに行かなくなってしまうだろうし、僕もそのひとりである。
とは言え、カジノ側からしたら1000ペソ位の金額で(約2600円ほど)カードを絞らせるなんてやりたくはないのだろう。
絞らせると展開に時間がかかり、その分稼げないというのが理由だと思う。
しかしコロナ前の2019年には、このカジノでも500ペソから絞らせていたし、周りのカジノでも1000ペソで絞らせている所も多い。
まあこれも流動的なところがあり、一時このカジノは500ペソのテーブルは消滅していたが、最近は絞りは出来ないが復活しており、またその内1000ペソでも絞りが出来る様になるかもしれない。
話が脱線したが初戦の展開はというと、1000ペソ賭けた時は当たり3000ペソと大きく賭けた時は外すという、一般的には良くない流れではあったものの、不思議な事にトータルでマイナスになる事はなく。プラマイゼロになると必ず当たるという流れだった。
こういう時にジワジワとマイナスに割り込む時はヤバイが、次に外したらマイナス、という時に必ず当たってマイナスにならないという時はそんなにツキのない時ではない。
何度かそういう展開を繰り返し、マイナスに割り込んだら中止しようと思いながら続けていたが、その内長い戻り目を取り(8連続的中)結局9000ペソ(23400円)浮きで終了した。
これでほぼほぼ航空券代(24660円)を回収出来、初日としてはまずまずのスタートとなった。
ところで今回カジノへの道すがら「1万円を4000ペソに両替する」という輩が声を掛けて来るケースが結構あった。
マラテ地区ではEDZENやSHEENAなどが両替比率が良いが、それらの所でもその時のレートは3850ペソ程度であった事から考えると、おそらくそれらは詐欺であろう。
換金する時に手品の様にお札を操って、いざ両替して受け取ってみると少ない金額を渡されているパターンだと思われる。
3850を4000と言うところが割合絶妙なところで、これがもっと極端にレートがいいと嘘だと見抜かれるが、150ペソプラスという微妙に多い金額を提示する事で相手が引っ掛かるのだと思う。
Fくんは気を付けて下さい(笑)