旅とバカラと酒と本

自分のおももくままに書き綴るブログです

旅のトラブル②

海外へ旅するとこちらの想像をはるかに超えたトラブルに遭遇する事がある。

ベトナムハノイで遭遇したトラブルがこれだった。

ハノイの安宿街はホアンキエム湖の近く、ゴーフィン通りに集中している。

エアコン付きのゲストハウスで大体1部屋10~15ドルが相場だった。(2010年頃)

ほとんどの部屋はそこそこ綺麗でいいのだがエアコンの調子が悪い確率が非常に高く玉にきずであった。これはベトナム人の特性なのか維持、管理が苦手で従業員がフィルター掃除を怠っているからだと僕はにらんでいる。

ちなみに東南アジアで1番性格が悪いと感じるのがこのベトナム人で、人をだます事を何とも思ってない節がある。例えば食堂などで料理の値段を確認せず注文したとするならばまず一発でやられる。つまりボラれるのだ。そこからゴタゴタが起こりベトナム人への印象はどんどん悪いものとなる。

同じインドシナ半島で隣接するラオスカンボジア(まあ、カンボジアも性格の悪い奴も多いがそれでもベトナムに比べたら全然マシである)に比べなぜこんなにも性格の悪い奴が多いのか謎である。

今、日本で騒がれている家畜や野菜、果物の盗難もベトナム人の仕業だという。ご存じかもしれないが現在、日本における外国人の犯罪件数で断然多いのがこのベトナム人による犯罪で中国人や朝鮮人を追い抜いて久しい。

来日している人数を勘案すればその発生率たるや恐ろしく高い。まあ、ベトナムを個人で何度か旅した事のある者ならむべなるかな、と納得すると思う。

 

話が脱線したが泊まった部屋もその類でエアコンが全く効かない。オーナーと交渉して部屋を変えてもらう事にした。

ここで注意しなければならないのは部屋を変えてもらったとしてもその部屋がエアコンの調子がいいとは限らない事である。ここらの人間はいちいちそんな事確認しない。部屋を変えてやったんだからいいだろう、そんな感じである。

幸いな事にその部屋はエアコンが快調であった。おまけにベランダまで付いていてエレガントである。いい部屋に当たったなあ、と喜んでいた。

屋台でバインミーを買い(ベトナムバゲットサンドイッチ、これは卵をオプションで入れると実に美味い)さらには雑貨屋でサイゴンビール(これがベトナムで1番美味いビールだと思う)を買って宿で夕食とした。

ビールの酔いで気持ち良く寝ていると夜中に物凄いスコールが来た。雨音が凄すぎて目が覚めたほどだった。しかしまあ気にする事なくまた眠りについた。雨はその後しばらく降り続いていた。

 

問題が起きたのは朝、目が覚めた時である。

ベットから降りると何と部屋の床がプールの様に水が溜まっている!!

当然床に置いていたバッグもずぶ濡れで図書館で借りてあった地球の歩き方も水を吸ってだわんだわんになっている。その上何よりバッグに入れたあったパスポートが水を吸ってべちゃべちゃだ!

一瞬何が起きているのか理解出来なかった。そしてしばらくして状況が理解出来た。

つまり夜中に降った大雨がベランダからそのまま部屋に流れ込んで来たのだ!

一体どういうつもりで作ったのかベランダと部屋の段差は全くない。その上ベランダに出る為のドアの下は少し隙間があり、これでは雨がそのまま流れ込んで来て当然だし今までだって同じ事があっただろう。

僕はオーナーのところへ文句を言いに行った。

(次回に続きます)