旅とバカラと酒と本

自分のおももくままに書き綴るブログです

バカラあれこれ①

ここからはバカラにおいて自分なりに感じた事を書いていきたいと思います。

以前にも書きましたがポイペトにはAさんという早期リタイヤ(2019年に51歳と言ってました)した日本人の知り合いがおり、彼はかれこれ5~6年はここポイペトに暮らしています。

中心地から7~8分位歩いたゲストハウスの一室を借りて暮らしており、一度部屋を訪れた事がありますがまさに圧巻と言いますか「The・男の部屋」という感じでドロボウが入る前から入った後、と言った感じの、と言うよりはドロボウさえも入るのをためらわせる位の魔境の空間になっておりました。

ポイペトに暮らすと言ってもポイペトはカジノ以外にする事はなく当然ながら彼は毎日毎日ほとんど全てのカジノをパトロールしております(出禁になったカジノを除く)。

牛牛(ニュウニュウ)とかタイガー&ドラゴンなどといった日本人であればほぼ知らない様なギャンブルまで熟知している。

当然ながらバカラにおいても造詣が深く、ポイペトにはカジノによってはインシュランスというローカルルールがあるが最初は一体これは何なんだと意味が分からなかったのだが彼に教えてもらい大体のところは把握出来た(が完璧に把握出来てるわけではない・・)。

簡単に言えば自分が相手よりも数字が勝っている状況で相手が3枚目をめくる前に自分が逆転されそうだと思った時に保険を掛ける事が出来る、といったものである。大きな勝負をした時などはこれを活用するのは有効で、ルールを知らないよりはを知っていると損失を少なくする事が出来る。

そんな彼が以前ポロっと言った言葉にこんなものあった。

 

「スタートから3連続で負けたら席を外した方がいいですよ」

 

何となく自分でもそんな感じの感触はあったのだがはっきりそう言われるとやっぱりそういう傾向ってあるよなぁ、と思ってしまった。

もちろんこれも「そうかもしれないしそうじゃないかもしれない」だろう。スタートから3連続負けた後に4連勝だって当然起こりうる。

しかし大敗した時というのは得てしてスタートから調子が悪い時だ。逆に言えば大勝(あんまりないけど・・)した時は最初から調子がいい時が多い(当社比)。

おそらくスタートから負け続けた時は早く取り返したいという焦りによってリズムが狂い易く、賭け方がいつもより荒れがちになる傾向がある様に思う。

もちろんこれも長い勝負の一局面だと平然と捉えられるなら別であるが・・・

僕の様な目先の勝敗に心が揺れ、資金も潤沢にないプレイヤーは最初から負けが続く時は一旦部屋に戻るかテーブルを移るなどした方が賢明であろうと感じる。